犬の腸活

皮膚が弱い子は腸活が必須! あげるべき菌は?

肌トラブルを改善するには

  • 中からのケア=腸活を意識した食事
  • 外からのケア=シャンプーや保湿によるスキンケア

この両方を同時に行っていくのが大事だということを、これまで何度もお伝えしてきました。

なぜなら、肌が弱い原因は、腸内環境がよくないことからくる免疫力の低さ。腸内環境を整えないと、根本的な解決はしません。

 では、腸内環境を整えるためにどんな菌をあげればいいのでしょうか? じつはわんこの腸内には1000種、数百兆個もの細菌が住みついています。そしてそれぞれが分業をしながら健康にいい成分を作ります。それは言わば“菌のリレー”。

納豆菌に代表される糖化菌が、乳酸菌やビフィズス菌を生み出す。

すると今度は、その乳酸菌やビフィズス菌により乳酸や酢酸が生み出される。

そして乳酸や酢酸を材料にして、酪酸菌が生み出される。

こんな感じで連携プレーをするので、どれか1種類の菌を摂取するのではダメなんです。

リレーのバトンがうまくわたるように、

・プロバイオティクス(ビフィズス菌、乳酸菌、納豆菌など)

・プレバイオティクス(水溶性食物繊維、不水溶性食物繊維、発酵性食物繊維やオリゴ糖など)

・ポストバイオティクス(短鎖脂肪酸、エクオール、ビタミンB1など)

をくまなく摂取してくださいね。

 

ちなみに、プロバイオティクスだけを摂っても、菌は腸に定着せず、腸内細菌自体は増えないことがわかっています。また、同じものばかり食べるのも腸内環境にはよくありません。

また、腸活=中からのケアだけでなく、外側からのケアも同時に行うのが大事です。 

肌トラブルは、花粉、カビ、ダニ、ハウスダストといった“アレルゲン”が肌に付くことで引き起こされます。だから、まめにシャンプーをしてあげましょう。

犬アトピーの国際的診療ガイドラインでも、週に1度のシャンプーが推奨されています。

 ここで大事なのが、シャンプー選び。高保湿、低刺激なものを選ばないと、肌を乾燥させてカイカイがよくなるどころか、ますますひどくなってしまいます。

 maison de nicoなら、アトピーや膿皮症の原因となるアレルゲンや菌をしっかり洗い流しながら、たっぷりと配合した保湿成分でお肌のバリア機能をサポート。

また、高い抗菌作用、抗炎症作用を持ち、古くからアボリジニーが万能薬として用いてきた“自然界のヒーラー”ティーツリーオイルなど、わんこの肌のために厳選した精油も9種配合。洗うたびに肌トラブルを寄せ付けない健やかな肌に導きます。