皮膚炎で動物病院に行くと、すぐに処方される抗生物質。とっても簡単に出されるのに、じつはこのお薬、とっても怖いものなんです。
それが“腸内環境を破壊”して、“免疫力を下げる”ということ。なぜなら抗生物質は、悪い菌だけでなく、よい菌=善玉菌まで殺してしまうため。
例えが悪いですが、無差別殺人鬼のようなもの。
“腸”という村に住む人(菌)なら見境なし! 悪人だけでなく善良な人まで皆ゴ◯シするんですよ!!!!
このため、子犬のころに抗生物質を飲むと、アトピーになりやすいと言われています。
また、我が家の愛犬nicoの持病であるIBDも、子犬期に飲んだ抗生物質で腸内環境が悪化したために発症するという見解もあるんです。
パピーは下痢やケンネルコフになりやすいので、小さい頃に抗生剤を飲んだことのある子が多いと思いますが、この話を聞くとぞっとしますよね。
さらに恐ろしい話がもうひとつ。抗生物質の長期的な服用は、“耐性菌”を作ってしまいます。簡単に言えば
「抗生物質が効かない体になる」のです。
これは、肝炎や敗血症など命に関わるような感染症など、いざと言う時に打つ手がなくなるということ。
皮膚炎は長引くことも多いため、何週間も抗生剤を飲んだことありせんか? なのに、最初のころのように皮膚炎がすっと治らなくなっていませんか? それは耐性菌ができているせいかもしれません…。
うわあああああぁぁ。
ホラー映画より背筋が凍る投稿になってごめんなさい。
もちろん、適切に使用するぶんには、とても便利なお薬です。すっと症状を抑えてくれますからね。
ですが、ちょっと肌が荒れてるなと安易に服用したり、長期で服用したりするのは危険かもしれません。
では、皮膚トラブルが出ちゃう子はどうすればいいでしょうか。
薬に頼る前に、まずはシャンプーで原因菌やアレルゲンを洗い流すケアをしっかりやってみてください。
薬を飲ませるより何十倍も面倒かもしれません。でも、抗生物質を飲まずに済むことになるかもしれませんよ。
シャンプーは、“自然の抗生物質”と言えるほど抗菌・殺菌作用が高く、肌トラブルにアプローチするティーツリーオイルほか、肌のための自然由来成分をたっぷりと配合し、また高い保湿力で肌のバリア機能を高めるメゾン・ド・ニコがおすすめです!
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