「皮膚が弱い子は薬用シャンプーがいいんでしょ?」は半分正解、半分間違い。

「皮膚が弱い子は薬用シャンプーがいいんでしょ?」は半分正解、半分間違い。

ノルバサンやマラセブなど、肌トラブルが起きると、病院で薦められる薬用シャンプー。先生からおすすめされて以来、ずっと使っているというオーナーさんも多いのでは?

 

でも、それはNG。

 

薬用シャンプーは、あくまで“皮膚病が起きた時”だけ、治療目的で使うもの。

 

症状がおさまったら、使用をやめるべきなんです。ここ、超重要! ドラえもんにとっての四次元ポケットくらい大事ですよ(大げさ)。

 

薬用シャンプーは、菌をやっつけることはできても、菌の感染をブロックすることはできません。

 

「薬用を使ってるから、皮膚トラブルになりにくい」なんてことはないんです。

 

そ れ ど こ ろ か!

 

刺激が強いため、皮膚が弱い子には刺激を与えてしまいます。バリア機能を弱らせてしまい、せっかく症状が肌が落ち着いてきた肌が、ガサガサになったり、フケが出たり、赤みが出たり。かえって皮膚トラブルを起こしやすい肌にしてしまうんです。

 

だから、薬用シャンプーを使うのは、皮膚炎が出ている時だけ、獣医師に指示されたときだけ。

 

これが正しい使い方です。

 

考えてもみてください。風邪薬を飲むのは、風邪をひいた時だけ。風邪を引きたくないからと、具合も悪くないのにしょちゅう風邪薬を飲んでいたら、副作用で胃を悪くしたり、肝障害を起こしたり、よくないことが起きてしまうリスクが高くなるだけですよね。

 

普段は薬ではなくサプリで、病気にならない健康な体を育むべき。

 

それと同じこと。普段は、肌に優しく、バリア機能を高めてくれる保湿力の高いドッグシャンプーを使ってくださいね。

 

「先生に薦められたから」と思考停止せず、肌の状態に合わせて臨機応変に使い分けていくことが大事なのです。のび太にとってのドラえもんくらい大事なのです(しつこい)。

 

maison de nicoのシャンプーは、いわばサプリのようなもの。高い保湿力や精油の持つ力で、トラブルを寄せ付けない健やかな肌に導きます。