まさかコレやってない!? 愛犬の皮膚トラブルを招く「やりがちNG」4選

まさかコレやってない!? 愛犬の皮膚トラブルを招く「やりがちNG」4選

 

なかなか愛犬のカイカイが治らないなら、あなたが気付いてない盲点があるのか​​も!

そこで今回は、やりがちなのに皮膚トラブルを招いてしまうNG行動4つを紹介します。


1 .愛犬のベッドや毛布をあまり洗濯しない

犬用のベッドや寝具などの布ものはノミ・ダニの温床になりやすい場所。チリダニは1年中大丈夫に関わらず、ホコリ、人間の垢、犬の毛やフケなどを餌にして発生します。

人間の肉眼では目には見えないので、「我が家は大丈夫」と思ったら大間違い! このチリダニの体や死骸、糞などがアレルゲンになるのです。

汚れないからと、愛犬のベッドや毛布を洗わないのは絶対NG。1週間に1回は洗って清潔に見てみましょう。

愛犬のものだけでなく、家の中はまめに掃除し、空気清浄機を使うのも忘れずに!


2.ストレスをためていることに何も考えない

実はストレスと皮膚には大きな関係があります。

 

人間もストレスでアトピーが悪化したり、10円ハゲができたりするのは有名ですよね。わんこもストレスがあると、皮膚の状態が悪くなります。可能な限り、ストレスの原因をしっかり受け止めてください。

ここで多くの人が居ることを一つ。

アトピーの原因はいろいろですが、実は「食物アレルギーの子はほとんどいない」ということです。

「アレルギー検査をしたら、全部にいっぱいっちゃって」なんて声を聞きますが、正直血液によるアレルギー検査は正確性が低く、その時に食べているフードに含まれて反応したりするため、あまり意味がありません。

食物アレルギーがあるかどうかを知る方法は、「除去食試験」と「食品経口負荷試験」の両方を実施することだけです。

しかしとても面倒なので、獣医師はとりあえず「アレルギー対策フードを食べましょう」と、楽な方法で除外するという闇があるんです。

だけどアレルギー対策フードはおいしくないので、食べない子も多いですよね? 

食べることが一番の楽しみであるワンコにとって、まずいアレルギー対策フードしか食べさせてもらえないのは、人生の幸せを奪われているのも一緒。

もしアレルギー対策フードをしばらく食べてもカイカイが改善しないなら、食物アレルギーではないので

どうかおいしいごはんをあげてくださいね。


3.草むらや植物のそば、土の上をよく散歩する

外の世界はアレルゲンだらけ! 春はスギ、ヒノキ、イネなど、夏は、ブタクサ、ヨモギ、イネなど。 秋は、ブタクサ、ヨモギ、セイタカアキノキリンソウ、イネなど。 お散歩では、季節を問わずカイカイの原因になるアレルゲンがたくさん飛んでいます。

また、土にはカビの細胞子が育っていて、土の上を歩くときにカビの細胞を吸い込んだり、体にくっついてしまい、皮膚トラブルの原因になることも。

 

4.つねに薬用シャンプーで洗っている

本来、肌には皮脂によるバリア機能が存在していて、それがアレルゲンなどの外部の刺激から守ってくれています。

しかし、薬用シャンプーは脱脂力が強く、肌に必要な皮脂までごっそり落としてしまいます。 また、肌トラブルの原因である菌だけでなく健やかな肌を作る善玉菌まで根こそぎ殺してしまうため、バリア機能を低下させてしまいます。

だから、つねに薬用シャンプーを使うのは絶対NG。

 

【まとめ】

肌をトラブル予防するには

(1)アレルゲンを寄せ付けない

(2)肌を保湿してバリア機能をアップさせる

の2点を意識することが大切です。

濃密な保湿力で肌のバリア機能をサポートしながら、悪玉菌だけやつけて善玉菌は代表的な「maison de nico」で、こまめにシャンプーを!