「シャンプーのやりすぎはよくない」と言われる理由

シャンプー後、犬の肌に起きること
「シャンプーのやりすぎは肌に悪い」と、よく聞きませんか?
かかりつけの獣医師から言われたことがある人も多いかと思います。
その理由は、シャンプー後はいつもより肌が乾燥するから。
「経表皮水分蒸散量」というものを知っていますか?
じつは私たちの肌も犬の肌も、つねに表皮から水分が蒸発してしまいます。

ちなみに健康な肌でバリア機能が高いと水分が蒸発する量が少ないのですが、アトピーの子の場合、生まれつき経表皮水分蒸散量が高いため、バリア機能が低く肌が乾燥しやすいんです。
そして肌が強い、弱い関係なく、洗顔や入浴後は「経表皮水分蒸散量」が高くなります。
これは肌のバリア機能である皮脂や、細胞間脂質(セラミドなど)が流れ出たり、ゴシゴシ洗うことでバリア機能がダメージを受けるため。
人間の場合、洗うことで失われた皮脂膜や角層の水分が完全に元の状態へ戻るまでに、一般的に数時間~24時間程度かかるとされています。

人間より皮ふが薄く、人の約1/3~1/5程度しかないと言われている犬は、さらに水分が逃げやすく、バリアが壊れやすいため、元の状態に戻るのになんと3日以上かかるというデータも。
これが、「洗い過ぎはよくない」と言われる理由なんですね。
だけどこれは、「一般的なシャンプー」の話。
保湿成分をたっぷり配合し、必要な潤いを残しながら余分な汚れだけを落とせるアミノ酸系洗浄成分のメゾン・ド・ニコなら、バリア機能をきちんと守りながら洗えます。

犬のアトピー治療に対する国際的ガイドラインでも、週に1度のシャンプーを推奨
アトピーはアレルゲンをシャンプーで落とすことで改善するので、しっかりうるおいを守りながら洗うことが治療の第一選択。
犬アトピーの最新ガイドラインでも「週に1回、アミノ酸系の洗浄成分を使った保湿力の高いシャンプーで洗うこと」が推奨されています。
また膿皮症の最新のガイドラインでも、抗生剤は使わずにまずはシャンプーで改善を目指すことと決まりました。
ただし薬用シャンプーだと脱脂力が強く肌を乾燥させ過ぎてしまうため、保湿力の高いシャンプーのほうがおすすめです。
じつは膿皮症のブドウ球菌もマラセチア菌も、薬用でなくても落とせます。
それどころか薬用だと、肌のバリア機能のために必要な美肌菌まで殺してしまうため、洗えば洗うほど肌が弱くなり、一時的によくなってもまたぶり返すという負のループに陥りやすいのです。
愛犬の肌トラブルで悩むオーナーさんは、どうかシャンプーは保湿力で選んでください。
結論!

肌を乾燥させないためには、シャンプー選びだけでなく
・ゴシゴシせずに泡で洗う
・シャンプー後に保湿剤を塗る
ということも大切ですよ。








